
韓国旅行中に肝斑のレーザー治療を受けてみたいものの、このあとに屋外観光や写真撮影の予定があり、迷っていませんか。出国日が近くても受けられる色素治療はあります。ただし、顔の褐色の斑点が本当に肝斑なのか、まずは皮膚科専門医が確認する必要があります。診断結果と治療の種類、残りの日程に合わせて、今回の来院で行う治療を決めていきます。
診察の際は、出国日と時間、大切な撮影や屋外の予定があるかを詳しくお伝えください。色素病変を診察したうえで、今から始められる治療と、帰国後に続けたほうがよいケアを順を追ってご説明します。
肝斑とほかの褐色の色素斑は、なぜ最初に見分ける必要がある?
顔に見える褐色の斑点が、すべて肝斑とは限りません。肝斑や一般に「シミ」と呼ばれる褐色斑のほかにも、脂漏性角化症(いわゆる老人性いぼ)、日光黒子、後天性両側性太田母斑様色素斑(ADM)、カフェオレ斑、太田母斑、片側性集簇性黒子症など、さまざまな色素病変が顔に現れます。見た目が似ていても、適した治療は異なることがあります。
なかには、皮膚がんなどの悪性病変との鑑別が必要なものもあります。形や色が変わった、急に大きくなった、出血する、といった病変がある場合は、美容レーザーを先に受けず、まず皮膚科専門医の診察を受けてください。色素治療を始める前に正確な診断が大切なのは、このためです。
いつ頃から現れたのか、妊娠やホルモンの変化と関係があったのか、ニキビや皮膚炎のあとに色が残ったのかもお聞かせください。同じ部位に以前どのような治療を受け、肌がどう反応したかまで確認できると、治療方針を決める手がかりになります。
肝斑治療を1回のレーザーだけで判断しにくいのはなぜ?
肝斑は、レーザー1回で終わらせようとするよりも、肌の状態に合わせて光を避ける工夫や塗り薬、必要な施術を組み合わせて計画することが多い症状です。肌の色調や色素の深さ、肝斑が濃くなりやすいきっかけを確認し、治療の順番を決めます。
今回初めて治療を始めるのか、母国で受けていた治療を続けたいのかもお伝えください。診断と相談だけをご希望でも問題ありません。今回の滞在中にできることと、帰国後に続けることを分けてご案内します。
治療を始める前には、期待できる変化だけでなく、治療の限界や再び濃くなる可能性、追加のケアが必要な理由もご説明します。1回の旅行にすべての治療を無理に詰め込むより、帰国後も続けられる計画を立てることが大切です。
日差し・撮影・出国の予定で治療計画はどう変わる?
色素治療は、種類によって回復の経過や日常生活への影響が異なります。普段の生活にほとんど影響しない治療もあれば、目立つ赤みやかさぶたのために予定の調整が必要な治療もあります。どの治療が合うかは、先に色素病変を診断してから決めます。
海辺やゴルフ、屋外ツアーの予定がある方は、その日程をお知らせください。大切な写真を撮る予定や、治療後すぐに飛行機に乗る予定がある場合も同様です。治療後に光を避けて肌をケアできるか、見た目の変化が予定に差し支えないかを一緒に確認します。
出国前日でも治療できる場合はあります。病変と治療方法、現在の日程によって、当日に治療を行うこともあれば、今回は診断と相談のみにして治療を延期することもあります。出国時刻と残りの予定を具体的に教えていただければ、旅行に無理のない計画を立てます。
帰国後のケアと追加治療について、何を確認しておけばよい?
帰国後に現地の医療機関へ説明できるよう、診断名、治療部位、受けた施術と処方、アフターケアの内容を記録しておきましょう。次の診察がいつ必要か、現在使っている製品や処方薬をどのように続けるかも確認しておくと安心です。
以前の色素治療で薄くなった、反対に濃くなったという経験があれば、必ずお伝えください。現在使っている美白製品やレチノイド、角質ケア製品についてもお聞かせください。薬や処方製品を自己判断で中止せず、今の肌状態を確認してもらったうえで、使い続けるかどうかの説明を受けましょう。
肝斑の光対策は、帰国後も続ける必要があります。継続して診てもらう方法がまだ決まっていない場合は、今回は正確な診断だけを受け、無理なく管理できる時期に治療を始める方法もあります。
よくあるご質問
顔のシミはすべて肝斑ですか?
いいえ。肝斑のほかにも、脂漏性角化症、日光黒子、後天性両側性太田母斑様色素斑、カフェオレ斑、太田母斑、片側性集簇性黒子症など、褐色に見える病変はいくつもあります。一部は皮膚がんなどの悪性病変との鑑別が必要なこともあるため、レーザー治療の前に皮膚科専門医の診察を受けてください。
日焼け止めさえ塗れば、旅行中でもレーザーを受けられますか?
紫外線対策は大切ですが、それだけで治療の時期を決めるわけではありません。色素病変の種類、受ける治療、屋外の予定、予想される肌の反応、帰国後にケアを続けられるかを一緒に確認する必要があります。
出国前日に始めても大丈夫ですか?
出国前日でも日常生活への影響が少ない治療を受けられる場合はありますが、目に見える肌の変化によって予定の調整が必要な治療もあります。皮膚科専門医が色素病変を診察したうえで、出国時刻や撮影・屋外の予定に合わせ、その日にできる治療をご説明します。
顔の褐色の斑点がいつからあるのか、以前受けた治療とその反応、出国日と残りの旅行日程をヨンジョン・セントラル皮膚科にお知らせください。正確な診断から始め、今回の旅行に合う治療計画を一緒に考えます。WhatsAppで問い合わせる · LINEで問い合わせる
参考資料:ヨンジョン・セントラル皮膚科 色素治療のご案内 · 肝斑の診断と治療 — 米国皮膚科学会 · 疑わしい色素病変の診断 — 米国皮膚科学会

Minjung Choi, M.D.
代表院長 · 皮膚科専門医
- 永宗セントラル皮膚美容外科メディカルセンター代表院長
- 梨花女子大学木洞病院 インターン・皮膚科レジデント課程修了
- 皮膚科分野の査読論文5編を発表
